突風でベンチ崩壊…ホーム開幕戦は“春の嵐” J3福島ユナイテッドFC、松本を下す

サッカー明治安田J3リーグの福島ユナイテッドFCは17日、ホーム開幕戦を迎えました。ベンチが吹き飛ばされるほどの強風が吹き荒れる中、チーム一丸で今シーズンホーム初勝利をおさめました。

サポーター「やっとこのシーズンがホームで始まるので楽しみ。きょうは5対1ぐらいで勝ってほしい」 コールリーダー・佐藤祥樹さん「負けられない、絶対。今日から勝ち続けていかないといけないので、勝ちたいという気持ちでいっぱい。声が届くように、風が強いけど頑張って応援したい」

井上和樹アナウンサー「ホーム開幕戦は春の嵐となりました。ユナイテッドは松本を破ってJ3に嵐を巻き起こせるでしょうか」

試合直前、ベンチが崩れてしまうほどの突風が吹き荒れた、福島市のとうほう・みんなのスタジアム。ユナイテッドのホーム開幕戦の相手は、J1経験もある強敵松本山雅FCです。

試合が動いたのは前半13分。キャプテン堂鼻のロングパスからでした。落ち着いて決めたのは、10番の森晃太!エースの1発でユナイテッドが先制し、前半を1対0で折り返します。

後半は松本が猛攻!何度もユナイテッドのゴールを脅かします。後半終了間際、ユナイテッドはピンチを迎えますが、新加入のゴールキーパー吉丸がファインセーブでゴールを許しません。

試合は、虎の子の1点を守り切ったユナイテッドが1対0で勝利。これでリーグ戦2連勝、順位は7位に上がりました。

福島ユナイテッドFC・寺田周平監督「一言で言うと苦しいゲームだった。苦しみながらも勝ち点3を取れたので、また一つ選手たちは成長できたと思う」 福島ユナイテッドFC・森晃太選手「良いタイミングで(パスが)来たので、後はかわして決めるだけだった。連戦が続くので1試合1試合大事にして、次も勝てるように頑張りたい」

試合後には「勝利のわらじ踊り」が行われ、サポーターと選手が勝利の喜びをかみしめました。

ユナイテッドの次の試合は3月20日、アウェイでAC長野パルセイロと対戦します。

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