遊びながら木に親しんで おもちゃ200種を用意 群馬・高山村

 子どもたちが遊びながら木に親しむイベント「木育キャラバン」が16~17日、群馬県高山村中山の村民体育館で開かれた。親子連れが木のおもちゃで遊び、木材を使ったものづくりに夢中になった=写真

 東京おもちゃ美術館(東京都新宿区)の協力で、国産を中心とした200種類の木のおもちゃを用意。マイタケ栽培や炭焼き、スギの精油作りと、森林を活用する村内外の団体が工作体験や展示販売で出展した。

 村は面積の75%を森林が占める。イベントは森林資源の有効活用に加え、住民に木の価値を感じてもらおうと企画。美術館を運営するNPO法人「芸術と遊び創造協会」の総合ディレクター、曽我部晃さんは「おもちゃをきっかけに木や森林に関心を持ってもらえるといい」と話した。

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