連勝続くミラン、指揮官は中2日での快勝を高評価「とてもポジティブなパフォーマンス」

ミランのステファノ・ピオリ監督[写真:Getty Images]

ミランのステファノ・ピオリ監督が快勝を祝った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

セリエA前節のエンポリ戦で2連勝とし、リーグ2位に浮上したミラン。ミッドウィークにはヨーロッパリーグ(EL)でスラビア・プラハを下し、ベスト8進出を決めた。

そんな中、17日のセリエA第29節ではリーグ戦3連勝、公式戦5連勝を懸けてヴェローナと対戦。前半終了間際にフランス代表DFテオ・エルナンデスが独力で先制点を奪うと、後半にはアメリカ代表FWクリスチャン・プリシック、ナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼが加点し、アウェイで3-1の勝利をあげた。

試合を振り返ったピオリ監督は、2点リードの状況で喫した失点の場面に言及。アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルのクリアには改善の余地があったと述べつつ、チーム全体の戦いぶりを評価した。

「我々は良い試合をしたと思う。それから彼ら(ヴェローナ)は素晴らしいゴールを決めた。あの場面は我々もよく守っていたが、(失点に繋がった)ベナセルのクリアはもっと注意を払うことができたかもしれない」

「このようなエピソードは試合における戦術的な姿勢、および精神的な姿勢を変える。しかし、我々はチームだった。たくさん走り、たくさんのチャンスを生み出した」

また、中2日という厳しい日程を踏まえれば上出来だったともピオリ監督。このままセリエAとELで勝利を重ねていくつもりだ。

「木曜日(スラビア・プラハ戦)に続く試合と考えれば、とてもポジティブなパフォーマンスだったと思う。(残りの)リーグ戦に向けて素晴らしいスタートが切れた」

「多くの選手を入れ替えたことを踏まえると、少しうまくいきすぎたかもしれない。私はこれを期待していなかったし、その後の失速も予想していない。今は順調で、自分たちの価値を証明する機会がたくさんある」

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