アジア太平洋地域のスマホ出荷台数、23年第4四半期は7%増

アジア太平洋地域のスマホ出荷台数、23年第4四半期は7%増

広東省深圳市坪山(へいざん)区にある栄耀スマート製造産業パークの「空中工場」(高層ビル型生産施設)のスマートフォン生産ライン。(2023年2月22日撮影、深圳=新華社記者/劉大偉)

 【新華社北京3月18日】カナダの調査会社テックインサイツはこのほど、アジア太平洋地域の2023年第4四半期(10~12月)のスマートフォン出荷台数は前年同期比7%増、前四半期(23年7~9月)比3%増となり、9四半期続いたマイナス成長からプラスに転じたと発表した。

 ブランド別では、米アップルが18%のシェアで首位となり、中国のvivo(14%)、小米(シャオミ、13%)が続いた。23年7~9月期にトップだった中国OPPO(オッポ)は4位に順位を落とした。韓国サムスンは引き続き5位だった。前年同期比伸び率は、米モトローラが2.8倍、中国の華為技術(ファーウェイ)が91%、伝音控股(トランシオン)が56%で特に好調だった。

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