地域の課題により柔軟な発想で対応できる職員を育てようと、札幌市が「大喜利」を活用した職員研修を実施しました。企業や学校で、大喜利の理論を活用したコミュニケーション能力の向上などについて指導している専門家を招き、市の職員12人が参加して行われました。
「『ただの白ごはんをカレーライスにするには何をどうすればいいと思いますか』書いてください」
「カレー粉をかける」「粉でいく?」
特定のお題への回答で面白さを競う「大喜利」の笑いの構造から学び、回答を職員同士で評価しあうことで、柔軟な発想力を養うことが目的です。
大喜利ファシリテーター・山本ノブヒロさん「どんなときに人は面白いと感じるのか理屈として知っておくことで地域の皆さんにこんなに面白いことがあるよと。光をたくさん落とせるようになる」
札幌市市長室・加藤修室長「視点や発想を変えて進めば今まで解決できなかったことを解決できるかもしれないし、サービス提供のスピード感も上がるかもしれない。それに期待したい」