てんかんに理解を 宮城のキャラクターむすび丸にシンボルカラーを飾り付け

てんかんについて理解を深めてもらおうと、仙台・宮城観光キャラクターむすび丸にシンボルカラー紫色のスカーフなどを飾り着ける啓発活動が行われています。

26日は、てんかんを正しく知るパープルデーです。2008年にカナダ人女性が始め、シンボルカラーの紫色の物を身に着けることで、てんかんへの応援メッセージにつながる取り組みです。

日本てんかん協会の会員が18日、宮城県庁1階ロビーのむすび丸に紫色のスカーフや花を飾り付け、てんかんへの理解を求めました。

協会によりますと、てんかんは約100人に1人の割合で発症する脳神経の病気ですが、仕事をするうえで通常業務に支障は無いものの多くの患者が職場などで誤解や偏見に苦しんでいるということです。

日本てんかん協会県支部松崎幸司代表「職場を辞めさせられたり配置転換になったりする人もいるので、絶対そういうことではないとお話させていただいています」

23日には、仙台駅東口で宮城パープルデーの啓発イベントが開催されます。

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