大昌食品、28店舗を全店閉店

39年の歴史を持つ地元の大型食品・冷凍食品専門店チェーン、大昌行集団傘下の「大昌食品市場」が営業を終了する。3月16日付香港各紙によると、大昌行集団は15日、食品小売店28店の閉鎖を決定したと発表したが、調達、流通、食品加工サービスは引き続き提供すると強調した。一部のアナリストは、香港市民の中国本土での消費やオンラインショッピングの人気の高まり、さらに市場競争が激化していることに加え、大昌行のスーパーマーケット事業の粗利益率の低さによって最終的に閉店につながったと指摘している。

大昌食品人事部は15日、大昌食品市場の事業が不確実な外部要因とさまざまな経営課題により影響を受けているとし、慎重に検討した結果、従業員に対し雇用契約解除通知を出した。食品市場事業の終了を決定し、当該従業員契約は4月14日の勤務時間終了をもって終了する。 大昌行はまた「大昌料理隊会員プログラム」の会員向けに通知を出し、4月1日に運営を終了し、その時点ですべての会員アカウントが無効になると述べた。

© HKP