小学校給食の「さつま汁」に約1cmの金属片混入 裁断機の部品か 児童が具材をつまみ上げた時に発見

愛媛県西条市は18日、市立多賀小学校の給食で提供された「さつま汁」に、1センチ程度の金属片が混入していたと発表しました。

現在のところ、健康被害の報告は入っていないということです。

市教委によりますと、金属片が混入していたのは6年生に配膳された「さつま汁」で、12時36分頃、児童の1人が具材をつまみ上げた時に発見し、担任に報告したということです。

これを受け、教頭が12時40分に、牛乳以外の給食を中止するよう、全校放送で呼びかけました。

発見した児童は、金属片を口にしておらず、現在のところ、その児童も含め健康被害は確認されていないということです。

詳しい原因は保健所が調査中ですが、西条市の担当者が学校の調理場を点検したところ、「さつま汁」の具材をカットした「裁断機」のふたの一部が欠落していて、市はそれが、混入した金属片の可能性が高いと考えているということです。

市は今後、他の施設でも同型の裁断機の点検を実施すると共に、調理員に注意喚起を行うことにしています。

© 株式会社あいテレビ