ホロライブイベントで「ぼったくり弁当」騒動 渦中のVTuber釈明「本当に味が格別」「こだわったからこそのおかずの量」

人気VTuberグループ「ホロライブ」が2024年3月16~17日にリアルイベント「hololive SUPER EXPO 2024」を幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催した。

販売された一部フードメニューがインターネット上で「ぼったくり」などと波紋をひろげるなか、当該商品をプロデュースしたライバーがXで「こだわったからこそのおかずの量になったのは本当申し訳ない」などと釈明した。

「量は少ないかもですが味はまじ美味いです!」

会場のカフェエリアでは、所属ライバーとコラボしたフード7種、ドリンク11種が提供された。いずれの商品もそれぞれ「複製手書きPOPコースター」やカードといった購入特典が付く。

特に注目されたメニューのひとつが、鷹嶺ルイさんコラボの「愛が鷹まる弁当」だ。価格は1500円(税込み)。中には「ルイ姉直伝のレシピ!」と謳われたピーマンの肉詰めとポテトサラダ、がんもどきのような物とミニトマトが2個ずつ、白米と梅干しが詰まっている。

ほかには、角巻わためさんコラボの「角巻わためのぱしたうめぇ~」も。価格は同じで、公式サイト上の写真によると、小松菜などが入った和風醤油パスタをメインとしてかぼちゃが添えられている。一方、ホロライブ公式YouTubeが16日のライブ配信で紹介した際の実物では、一見してパスタの具材が確認しにくいような状態だった。

これらはXで、配信のスクリーンショットや購入者が投稿した写真が大きく拡散され、「この手の商品は弁当がおまけ」との見方も出た一方、「ぼったくり」「キャラ料で値段が割高になるのは分かるけど ものの品質はもうちょいせめて見た目だけでも取り繕おうとしないのか」といった声が相次いだ。

騒動を受けてか、鷹嶺さんは17日にXで「ルイのお弁当、コンセプトがないと言われておるのですが...」と言及。「結構配信とかでも出てるんですが...ポテトサラダは私がホロメンに振舞ってかなり好評いただいていてリピート率も多いものなんです」と告白。

ピーマンの肉詰めについても「某メンバーの家で作り置きとして愛されてるおかずです」とこだわりを持ってプロデュースしたことを明かし、「こちらも全部私のレシピ通りに作ってもらってるのでおかずの量は少ないかもですが味はまじ美味いです!」と伝えた。

鷹嶺さんは、「今回食べた人ならわかるけど本当に味が格別だと思います。そのくらいこだわった!」と強調。一方で、「こだわったからこそのおかずの量になったのは本当申し訳ない でも少しでもルイの料理食べた気持ちを味わってもらえたら嬉しいです!」と呼びかけていた。

角巻さんもコメント「買ってくれたみんなが満足してくれてるなら」

角巻さんも17日までにXで、自身のコラボフード購入者が投稿した写真を次々に引用リポスト。「ちゃんと具入っててよがっだ...(泣き顔の絵文字)」「買ってくれたみんなが満足してくれてるなら良かったよおおお!!!」とポストしていた。

一連の投稿にふたりの元には、「そもそもそれが好きな人しかいないはずのイベントの飲食の写真を晒しあげて色々言ってる人の方がおかしい」「ライバー側に気を使わせちゃうのはちょっと可哀想...」という声も集まっている。

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