元暴力団幹部と台湾マフィアが覚せい剤の製造を計画か 愛媛で覚醒剤密造 台湾籍の男が起訴内容認める

愛媛県松山市内の民家で、覚せい剤を製造したとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われた台湾籍の男の初公判が松山地裁で開かれ、男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、台湾籍のウーミンショー被告は、去年5月下旬、複数の男らと共謀し松山市浅海原の民家で覚せい剤およそ103グラムを製造したとして、覚せい剤取締法違反の罪に問われています。

松山地裁で開かれた18日の初公判で、ウー被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述で検察側は、まず元暴力団幹部と台湾マフィアが巨額の利益を得るため覚せい剤の製造を計画したと指摘しました。

その上で台湾マフィアの構成員で多額の借金を抱えていたウー被告が製造役として日本に派遣され、鼻炎の治療薬などを使い覚せい剤を製造していたことを明らかにしました。

裁判は19日結審し、今月25日に判決が言い渡される予定です。

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