日本代表GK・大迫敬介「ハンパねぇセーブ」 首位・サンフレッチェ広島 昨季王者・神戸と対戦

サンフレッチェ広島です。16日(土)の明治安田J1リーグ第4節、アウェーで去年のリーグ王者ヴィッセル神戸と戦いました。

3節を終わって2勝1分で首位に立ったサンフレッチェ。スキッベ監督も「重要な試合になる」と語った前年度王者との一戦でした。

リーグ最多の1試合平均21本のシュートを放っているサンフレッチェですが、立ちはだかったのが日本代表のキーパーの1人、神戸の 前川黛也 。皆実高校(広島市)出身で父・和也さんは元祖サンフレの守護神です。

0対0で折り返すと、後半15分。去年のMVP・神戸の 大迫勇也 に抜け出され、ゴール前で大ピンチ。至近距離からシュートを打たれますが、広島が誇る 大迫敬介 が “ハンパねぇスーパーセーブ” !。こちらもさすが日本代表という堅い守りを見せます。

広島から選ばれたもう1人の代表・川村拓夢 は2試合連続ゴールを狙いますが、ヘディングはジャストミートしません。

チームのシュート数は、川村の背番号と同じ8本と今季最少に抑えられる中、迎えた終了間際、神戸の大迫にペナルティエリア内でボレーを放たれますが、広島の大迫がキャッチ。リーグ最少失点を誇る守備陣が最後まで鉄壁の守りを見せました。

0対0の引き分けで勝点1に終わましたが、スキッベ監督は「王者に対し自分たちの強いディフェンスを見せられ、満足」と振り返りました。

― 4戦して無敗をキープしたものも、J1に昇格したばかりの町田が3勝1分で首位に浮上し、サンフレッチェは2位となっています。日本代表W杯アジア2次予選・北朝鮮戦をはさむため、次節は30日(土)のG大阪戦(5位)。新スタジアム「ピースウイング広島」のプレシーズンマッチで敗れた相手とあらためて戦い、その後は中3日で町田とのアウェー戦が待っています。

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