【かぎ編み初心者さんでも簡単!】インテリアマットの編み方

使用する編み糸について

使用する編み糸は、手編みのお店[hus:](フース)さんのオリジナル糸「いろは」です。

[hus:](フース)さんのオリジナル糸「いろは」は、こちらのリンクから購入をすることができます。

コットン100%のリリアン糸なので、ふんわりとした柔らかい風合いになります。

また、糸が柔らかいので力を入れずに編むことができますよ。

しっかりとしたマットを作りたいときは麻糸を使用するなど、自分好みの糸を使ってもいいでしょう。

使用する道具

以下の道具を使用しましょう。

  • 5号かぎ針
  • 糸切りバサミ
  • とじ針

糸には、使う針の目安の号数が記載されています。

号数が小さくなるほど針は細くなり、完成したときのマットの大きさが少し小さくなるので注意してください。

とじ針は、穴の大きさがいろいろありますが、売っているものはだいたい何本かセットになっていますので、糸の太さに合ったとじ針を使いましょう。

1段目

人差し指と中指に糸を2回巻き付け、輪を作ります。

糸は手前から向こう側へ巻き付けてください。

できた輪の中に手前からかぎ針を通します。

左手の親指と中指で輪を押さえて、鎖編みを合計4目編みます。

糸を針にひっかけて輪の中に入れ、もう一度針に糸をひっかけて抜いてください。

すると、針に3本糸がかかっていることになります。

次に、針にかかっている初めの2本の糸を抜きます。

最後にかかっている2本を抜くと、長編みが1目できました。

立ち上がりの鎖4目のうち3目を1目として数え、それも含めて12目になるまで輪の中に

「鎖編み→長編み」を繰り返します。

この工程でぐるっと1周編んでください。

最後に鎖編みを1目編んだ後、針から糸を外す際にほどけないよう長めに糸を引いておきましょう。

糸を引っ張って輪を締めます。

2本ある糸を1本ずつ引っ張ってみて、動く方の糸を強く引っ張り輪を作ります。

最後に糸端を引っ張れば、きれいな輪っかが出来上がります。

立ち上がりの3つ目の穴から糸をかけて引き抜けば、1段目の完成です。

2段目

2段目からは、1段目の「鎖編み→長編み」で編んだときにできた「鎖編み部分の穴」に糸を通します。

編み目を少し引っ張ると、はっきりと穴がわかりますよ。

「鎖部分の穴」まで引き抜き編み1目をして移動します。

立ち上がりの鎖編みを3目編み、同じ穴の中に長編みを1目編みます。

鎖編みを1目編んだ後、隣の「鎖編み部分の穴」に長編みを2目編みます。

「鎖編み1目→穴に長編み2目」という工程をぐるっと1周編みましょう。

1段目同様鎖編みを1目編んで、最初の立ち上がり3つ目の穴に針を通し糸をひっかけて引き抜けば、2段目の完成です。

次に3段目を編むために、引き抜き編みをして移動します。

「鎖編み部分の穴」まで長編みの頭で引き抜き編み1つ、「鎖部分の穴」で引き抜き編み1つ、合計2つ引き抜き編みをして移動させましょう。

3段目

鎖編みを3目編んだ後、長編み2目を同じ穴に編みます。

「鎖編み1目→穴に長編み3目」の工程で編んでください。

最後は鎖編みを1目編んで、最初の立ち上がり3つ目の穴に針を通し糸をひっかけて引き抜けば、3段目の完成です。

4段目の穴まで長編みが2目あるので、長編みの頭の上で引き抜き編みをしながら移動しましょう。

合計3目引き抜き編みをします。

4段目

4段目の最初は、立ち上がりの鎖編み3目を編んで長編み2目を編みます。

鎖編みを1目編んだら、長編み2目を同じ穴に編みましょう。

「長編み2目→鎖編み1目→長編み2目」の工程でぐるっと1周編むことになります。

最後は、鎖編み1目を編んで立ち上がり3目の穴から糸をひっかけて引き抜けば、4段目の完成です。

そして、穴に移動するために引き抜き編みを2目しましょう。

5~7段目

5~7段目は、2~4段目の手順と同じです。

5段目「鎖編み1目→穴に長編み2目」

6段目「鎖編み1目→穴に長編み3目」

7段目「長編み2目→鎖編み1目→長編み2目」

最後に、鎖編みを1目編んで立ち上がり3目の穴から糸をひっかけて引き抜けば、7段目の完成です。

穴に移動するため引き抜き編みを2目しましょう。

8~10段目

8段目は「鎖編み1目→長編み2目」の工程で1周編みます。

9、10段目も8段目同様「鎖編み1目→長編み2目」を編みましょう。

全ての段の最後は、鎖編み1目編んで立ち上がり3目の穴から糸をひっかけて引き抜けば、その段の完成になります。

そして、次の穴まで引き抜き編みを2目編みます。

11~14段目

11~14段目は「鎖編み1目→穴に長編み3目」の工程で編みます。

最後に、鎖編みを1目編んで立ち上がり3目の穴から糸をひっかけて引き抜けば、14段目の完成です。

糸の繋ぎ方

今回のインテリアマットは糸を2玉使います。

糸が残り少なくなったら長編みの「2回目の引き抜くところ」で新しい糸に替えます。

糸を新しい糸に替えてひっかけ、そのまま引き抜き編み進めてください。

新しい糸と編んでいた糸は、糸端をどちらも10cmくらい残しておきましょう。

それらの糸は後で糸始末するので、そのままにしておいて大丈夫です。

縁編み

15段目からは縁編みになります。

まず、立ち上がり鎖編みを1目編みます。

そして、同じ穴にこま編みを1目編んでください。

次からは、長編みの頭と「鎖編み部分の穴」にこま編み1目を編みましょう。

一周編んだら、引き抜き編みで最初のこま編みの頭に引き抜きます。

次に花びら部分を編むため、立ち上がりの鎖を1目編み、同じ穴にこま編み1目をします。

前段のこま編みの3目めに長々編みを7目編みます。

同じ穴に長々編みを7目入れるので、穴に針を入れるときはきついかもしれませんが、編み目が重ならないようにしてください。

同じように、前段のこま編み3目めに長々編みを7目入れます。

形を整えると、きれいな扇形になりますよ。

糸の始末

最後は糸の始末です。

とじ針に糸を通して、本体の裏側に糸をもっていきます。

縁編みの後に編んだ扇形の長々編みに針を通します。

7目編んでいるので、その中に糸を通してください。

その際、針が表に出ないようにしましょう。

出てしまうと、糸が見えて出来上がりがきれいに見えません。

途中で繋いだ糸も処理していきます。

特に決まりはないので、表に見えないように編み目に絡ませて始末しましょう。

方法としては、編み目に2、3巻きからませたり、長編みの部分に編みこんだりすれば、ほどける心配はありません。

完成

形を整えたら完成です。

完成したインテリアマットは約30cmの大きさになります。

ランチョンマットにしたり、テーブルクロスにして花を飾ったりしても素敵になります。

また、かごバッグカバーとしてふんわりのせてもいいですね。

今回の編み方は、基本的なかぎ針の編み方がほとんど入っています。

ぜひインテリアマットを編んで、さまざまな作品に挑戦してください!

© MeTAS+(ミタス)