白河で最大瞬間風速26.8メートル…郡山で2人転倒しけが、屋根はがれる被害も いわきでは山林火災延焼中 福島

大きな音を立てて、今にも吹き飛びそうなトタン屋根。18日午前11時すぎの福島県郡山市富田町のアパートです。およそ20メートルにわたって屋根のトタンがはがれ、周囲には破片が散らばり、消防がロープなどで応急処置をする事態となりました。

県内は発達中の低気圧の影響で朝から風が強まり、最大瞬間風速は白河で26.8メートル、いわき市小名浜で25.4メートルとなりました。

この風の影響で、郡山市では自転車に乗っていた60代の男性と、墓参り中の70代の男性が転倒して、いずれも軽傷を負いました。

水津邦治アナウンサー「いわき市四倉町、午後4時すぎです。山から白い煙がもくもく上がっています」

午後5時現在、いわき市四倉では山火事が発生していて、風の影響でヘリコプターでの消火活動ができない状況だということです。けが人はいないということです。

気象台は、中通りと浜通りに暴風警報を出し、午後9時ごろにかけて交通障害や建物への被害に警戒するよう呼びかけています。

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