光星(青森県)が開幕戦勝利 センバツ高校野球 関東第一を5-3、タイブレーク

【八学光星-関東第一】初戦を延長戦の末に制し、応援スタンドに向かって駆け出す八学光星ナイン=18日、兵庫県西宮市の甲子園球場

 第96回選抜高校野球大会(センバツ)が18日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。第1日は開会式に続き1回戦3試合を行い、開幕試合に臨んだ青森県の八戸学院光星は関東第一(東京)を延長十一回タイブレークの末に5-3で破り、2回戦に進出した。

 八学光星は2-2で迎えた延長十一回、無死一、二塁で始めるタイブレークから犠打で走者を進め、途中出場の4番萩原涼太が右前打を放ち勝ち越し。続く佐藤凌(青森市出身)の内野安打や悪送球、暴投でこの回計3点を挙げ突き放した。先発の主戦洗平比呂は9回を2失点と好投。継投した岡本琉奨(るい)も1失点で反撃をしのいだ。

 八学光星は大会第6日の23日、第2試合(午前11時半開始予定)で、8強入りを懸けて星稜(石川)と対戦する。

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