【和歌山県議会】議場で大規模地震を想定した訓練

2月定例議会が開かれている和歌山県議会で、きょう(18日)本会議中に大規模地震が発生したという想定のシェイクアウト訓練が行われました。

緊急地震速報を受け議席の下に潜り込む議員ら(※訓練・3月18日・和歌山県議会議場)

訓練は、濱口太史(はまぐち・たいし)()議長の発案で、きょう午前、一般質問中に震度5以上の地震が発生したという想定で、県庁本館3階の県議会議場で行われ、揺れを知らせる緊急地震速報が議場に鳴り響くと、濱口議長をはじめとする議員42人と、岸本周平知事ら県の幹部が、県議会事務局の職員の指示に従って、議席に設置された白いヘルメットをかぶり、揺れが収まるまでのおよそ1分間、それぞれ机の下に隠れて身の安全を確保しました。

ヘルメットをかぶる県議会の濱口議長

濱口議長は訓練の意義について「県民に避難訓練の重要性を訴えている我々県議会が今まで訓練をしていなかったことへの反省と、議場に同席する岸本知事以下、県の幹部にも災害時に県政を停滞させない意識を強化してもらうために発案した」と語りました。

濱口議長によりますと、全国の都道府県議会では、議場でこのような訓練を行うところは各地で増えていますが、和歌山県議会で行われるのは初めてです。

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