グーグル・マレーシア、リンギ相場を誤表示 「問題は解決」

[クアラルンプール 16日 ロイター] - マレーシア中央銀行は16日、グーグル・マレーシアが前日示したリンギの為替レートが誤って過小評価されていたと指摘した。これを受けて同社は謝罪し、問題は解決したと発表した。

「リンギの為替レート情報を提供するサードパーティに直ちに連絡し誤りを訂正した」とX(旧ツイッター)に投稿した。

マレーシア中銀はグーグルが15日に「不正確な」情報を公表したとする声明を発表した。2月6日のレートにも誤りがあったという。

中銀によると、グーグルは15日のレートを1ドル=4.98リンギとしていたが、公式データの最安値は4.7075リンギだった。

中銀が国内銀行間市場で示した午前9時のレートは4.7015リンギ、午後5時時点では4.7045リンギだった。LSEGのデータでは、15日の終値は4.7020リンギ。

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