NHK、284万円を追加認定 経費不正請求問題で

 NHK報道局の元記者(懲戒免職)による不正な経費請求問題で、NHKは18日、タクシーやハイヤーの使用に関し、計272件、約284万円を追加で不正認定したと発表した。元記者は、既に認定されていた飲食代約789万円と合わせ、計約1073万円を全額弁済したという。

 また、今回の問題を受けてNHKが実施した、取材相手との飲食に使用する「打ち合わせ費」の全数調査で、不正請求を確認した別の記者2人についても全額を弁済させ、同日付で訓告処分とした。2人は社会部に所属していた記者で、1人は1件約1万5千円、もう1人は8件計約31万円を不正に請求した。打ち合わせに参加した人数を水増しするなどしたという。

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