「一緒に暮らしていないから孫には聞けない」高齢者のスマホの悩みを高校生が解決 広島市の高校でスマホ相談会

スマートフォンを使用する高齢者の悩みを、高校生が応える相談会が18日、広島市で開かれました。

広島市の第一学院高校で開かれた「スマホ相談会」には、60代から80代の地域住民13人が参加しました。

第一学院高校は、進路変更のための転校や不登校など、さまざまな経緯で入学してきた生徒のために地域との関わりや経験を増やそうと、2023年9月から相談会を開いてきました。これまでの3回は全て満員だったということです。

参加者たち
「参観日に動画を撮って来いって頼まれて、孫にね。見て、大失敗。(孫には)習ってきました。『次はだいじょうぶ』って言う」
「孫もいるんだけど、一緒に生活しているわけじゃないから聞くわけにもいかないしね、東京にいるから。(これからは)いばってしまう。聞かなくてすむから」「こういう場があるっていうのがすごくうれしかった。でも携帯忘れてきた…」

生徒たち
「こういう機会ってあんまりないので、自分にとっていい経験になったと思います」
「楽しいです。地域との交流を深めながら学校を盛り上げられたらいいと思っています」

第一学院高校は今後も相談会を続けるとしています。

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