離島を自宅として届け出も市内マンションからたびたび登庁… 市議が交通費として支払われる費用弁償を“過大受給”本人に説明責任果たすよう要請

18日に最終日を迎えた松山市議会。

本会議終了後には、各会派の代表者会議が非公開で開かれ、自民党松山市議団の松本博和議員が、交通費として支払われる費用弁償を過大に受け取っていた問題が取り上げられました。

松本議員は、離島の中島を自宅住所として届け出て、市議会までの交通費として支払われる「費用弁償」を受け取っていますが、実際には、たびたび松山市美沢のマンションから登庁していました。

渡部克彦議長によりますと、本人は今後、この交通費として支払われる「費用弁償」について、受け取らない考えを示しているということです。

(松山市議会・渡部克彦議長)
「住所の届け出を出さないということは(超過分が)算出ができないので返還もできない」

渡部議長は松本議員に対し、早急に説明責任を果たすよう求める要請をする一方、議会としても「費用弁償」の取り扱いについて協議する方針です。

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