歓送迎会シーズン。人を惹きつける「乾杯の挨拶」とは?

3月18日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「乾杯の挨拶」をテーマにお届けした。3月後半といえば歓送迎会も増えるころだが、乾杯の挨拶の仕方は人や組織によって様々だ。街の人はどう思っているのか西川がインタビューを行なったところ、「自身ではなく上の立場の者が行なっている」「(挨拶で)桜の話をした」などの声が聞かれた。

田村亮「(街頭インタビューを聴いて)意外とみんな(乾杯の挨拶を)交わせるんですね」

西川あやの「あと皆さん、偉い人の話を聴くのを求めていらっしゃいました」

山内マリコ「意外! 校長先生扱いなのかと思っていました。『長い!』みたいな」

田村「けっこう前かな。僕、東京オートサロンに行ったときとか、豊田章男さんの話、聴きに行ったもん。どんなオープニングやるんやろ? って。豊田章男さんって名言を残されることが多い。いまSDGsってよく言われるじゃないですか。そんな中、『僕はこの立場で言っていいかわからないけど、ちょっと音がうるさくて、ガソリン臭くて、野性味のあるエンジンが好きなんですよ』と。(世間が)脱炭素のほうに向かっているのにそう言われたとき、クルマ好きだからハートわしづかみされて」

西川「その内容を聴くと、ご自身の言葉でおっしゃっているんだな、という感じがします」

田村「『ただのクルマ好きのおじさんの立場でこの東京オートサロンに来られるんです。クルマ好きの祭りに参加できるのが楽しみだったんです』と最初に言われて、ギュッとやられました(笑)。格好よかったなあ!」

西川「そのスピーチだけで場の空気が決まりますよね!」

乾杯の挨拶といえば、笑いを交える場合もある。「キリンビール大学」のアンケートによれば、上司や同僚など身内をネタにする、芸人のネタを使う、といった意見も多いという。

田村「小島よしおの『そんなの関係ねえ!』なんかは使いやすい」

西川「きょう、おヒゲさん(山田ルイ53世)が『俺、呼べよ』と言っていましたね(この日、西川と『くにまる食堂』の代演を担当)。『乾杯といえば俺やろ』って(笑)」

山内「そうか。『ルネッサ~ンス!』をみんなやっていた!」

西川「でもおちょこでやりづらいじゃないですか」

田村「おちょこでもいいんですよ(笑)。そのあとどうにでも言えるので」

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