「新しいつながりで静岡の将来担って」複数企業が入居の“シェア型社員寮”とは=静岡市

複数の会社の社員が入居するシェアハウスのような社員寮「SUBACO」の見学会が3月18日、静岡市葵区鷹匠で開かれました。

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<河田太一平記者>
「こちらは、社員寮の中にある共同スペースなのですが、とても広々としていて、入居者同士が自由に交流ができるようになっています。プロジェクターも設置されていて、この中で、ワークショップやイベントも開かれる予定です」

静岡県内の複数の企業の社員寮として利用されるシェアハウス「SUBACO(すばこ)」です。入居者を通じた会社同士の”横のつながり”の強化や、静岡に愛着をもつ人材を育てていくために、静岡鉄道が企画しました。

談話室やダイニングキッチンなどの共用スペースのほか、個人の部屋は10室用意されていて、洗濯機や電子レンジなどの家電やお風呂などの設備も揃っています。

入居できる条件は、県内で働く20代から30代の若手社員で、月1回のイベントやセミナーに参加することが求められています。

<静岡鉄道事業戦略課 杉本美樹主任>
「新しいつながりを求めている方、自己成長をしたい方に来ていただいて、学んだうえで静岡の将来を担っていきたいとかまちづくりに貢献していきたいという方に来ていただきたい」

「SUBACO」には、すでに5人の入居が決まっていて、現在も入居者を募っています。

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