「オランダでのインパクトは素晴らしい」圧巻2発!インテル関心の菅原由勢に伊メディアが賛辞「途絶えることのないスクーター」

インテルという世界的な強豪からの関心がうわさになれば、注目度が増すのは当然だ。

イタリアのメディア『calciomercato.com』は3月17日、「あなたが知らないスガワラの5つ」と題した記事で、AZに所属する日本代表の菅原由勢を紹介した。

菅原は先日、以前からインテルが注目している選手と報じられた。デンゼル・ドゥムフリースの今季限りでの退団がささやかれ、1月に獲得したタジョン・ブキャナンが出場機会を得られていない状況を受け、来季に向けた右サイドの補強候補と言われている。

イタリア・メディアによれば、インテルはブキャナンを獲得する前も菅原に興味を示していたという。菅原は同日のフォレンダム戦で2得点をあげており、今季公式戦34試合出場で3得点、7アシストという数字を残している。

【動画】AZ菅原由勢が鮮やかな直接FK弾を含む2ゴール!
calciomercato.comは、菅原の出身や名古屋グランパスを経て海を渡ったこれまでのキャリアを紹介。2019年夏からプレーするAZでのパフォーマンスについては、「オランダでのインパクトは素晴らしい。デビュー戦でゴールを決め、現地の人々と非常に強力なフィーリングを築いた」と伝えた。

「彼の最高のクオリティはアシスト。2019年から28アシスト、毎シーズン得点をあげている。途絶えることのないスクーターで、直近のメルカートではリバプールの関心も引きつけた」

興味深いのは、ピッチ外に関する豆知識(?)だ。同メディアは「スガワラは日本でかなり一般的な名字だ」とも報じている。

「アニメファンの間でも同様で、『ハイキュー!!』のコウシ・スガワラ(菅原孝支)や『アオアシ』のケント・スガワラ(菅原顕人)がいる」

日本のアニメが人気なイタリアのメディアらしいが、現実の世界でセリエAのサムライ戦士がひとり増えることはあるのか。かつて長友佑都が長く在籍したインテルで、新たな日本人選手が誕生するのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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