人気ガールズバンド・リーガルリリー、ドラム脱退「一度立ち止まってじっくり自分と向き合いたい」

バンドの「リーガルリリー」は18日、ドラム担当のゆきやまが脱退することを発表した。今後については「(メンバーは)たかはしほのか、海の2人体制となり、ライブに関してはサポートドラマーを迎えたスリーピース編成で行います」とし、「バンドは活動を止めずに続けてまいります」と活動は継続することも明かした。

公式ホームページやSNSで脱退を発表。脱退にあたり、ゆきやまは「突然の発表で驚かせてすみません。発表にある通り、リーガルリリーを脱退することにしました」とコメントした。脱退の理由については「高校2年生の頃にほのかと出会い、バンドを続けてきましたが、早いもので今年で十周年。目まぐるしく過ぎる毎日がとても鮮やかで、あっという間でした。節目を迎えてこれまでを振り返る機会も多い中で、わたしの中のひとつの物語に終わりを感じはじめていました。そして次にやりたいとを考えていくうちに、ここは一度立ち止まってじっくり自分と向き合いたいと思い、バンドを離れる決断をしました」と明かした。

ホームページにはメンバーからの惜別のコメントも掲載された。バンド創設から10年間をともにした、たかはしは「たまには、音楽の鳴っていないところに行って、いや、これが音楽だなぁと言いながらご飯でも食べに行こう。ゆきやま、10年間たくさんのことを教えてくれてありがとう」と感謝の気持ちを送った。海は「いつか、唯一の心残りとしてリーガルリリーを脱退したことを挙げるくらいには、かっこいいバンドになります!ゆきやまありがとうね、お疲れー!」とコメントした。

リーガルリリーは2014年に結成されたガールズ3ピースバンド。2019年に映画「惡の華」の主題歌に「ハナヒカリ」が採用。2023年には、倉敷かなと菊池風磨がW主演を務めたドラマ「隣の男はよく食べる」(テレビ東京系列)の主題歌「ハイキ」を担当した。また元BiSH・セントチヒロ・チッチの初ソロ曲「夜王子と月の姫」のプロデュースや、神聖かまってちゃんの楽曲「秋空サイダー」、崎山蒼志の楽曲「過剰/異常」などに参加もしている。

(よろず~ニュース編集部)

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