魚のウロコのような形状の滝「魚鱗叠瀑」と春の景色―山西省太原市

春の日の山西省太原市汾河景勝地では、柴村橋区間にある魚のウロコのような形状の滝「魚鱗叠瀑」で、豊かな水が音を立てながら勢いよく流れ落ちていた。

春の日の山西省太原市汾河景勝地では、柴村橋区間にある魚のウロコのような形状の滝「魚鱗叠瀑」で、豊かな水が音を立てながら勢いよく流れ落ちていた。そんな水音に誘われたサイクリング愛好者たちが次々自転車をとめて景観を楽しむ、人と自然が調和する美しい景色が広がっていた。

「魚鱗叠瀑」は、南方の農耕文化である棚田の「竜脊梯田」と蓮の花の形からインスピレーションを得てデザインされた人工の滝で、上から見下ろすと、鯉の滝登りとして有名な「竜門」のようにも見える。この滝は、水利事業における貯水と流れのエネルギーを緩和させる役割を果たすと同時に、汾河の景観と公園の交通にも配慮しており、水利デザインにおけるイノベーションが示されている。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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