“心配性”の河村勇輝はルーティン作らず…レジェンドから提言うけ「最近はうどんを食べるように」

3月16日、スポーツ向けサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する日本シグマックス株式会社が、契約アスリートである河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)を都内の体育館に招き、小学生を対象とした「バスケットボールクリニック」を開催した。

イベントの第一部として行われた「スクール型講義クリニック」には、合計103名が参加。河村が自身の幼少時代を振り返りながら、成長期に起こりがちなケガとの向き合い方や具体的な予防方法、プロ選手になってからも継続する基本的な身体のケアについて話した。

参加者からの質疑応答では、「試合前のルーティンはありますか?」という質問に対し、河村は「心配性というのもありルーティンは自分であまり作らないようにしています。強いて言えば、試合前にしっかりエネルギーになるものを食べています。尊敬する田臥勇太選手のアドバイスもあり、最近はうどんを食べるようにしています」と回答した。

第二部の「実技型シュートクリニック」では、小学校5~6年生の男女20名が参加。河村は小学生に対し、「手先だけじゃなく、膝から下も意識して全身でシュートを打ってみよう」とアドバイスを送った。また、河村は子どもたち一人ひとりへ細やかなコーチングも行い、普段の試合とはまた違った一面をのぞかせた。

イベントの終盤では、小学校卒業を間近に控えた参加者の6年生に対して、「少し早いですが、ご卒業おめでとうございます。中学生は、スポーツのルールや身体により大きな変化が生じるタイミングだと思います。今日皆さんにお伝えしたことを思い出して、これからもスポーツを楽しんでもらえるとうれしいです」とメッセージ。バスケットボールを全力で楽しむためには、ケガをしない身体づくりや使い方が重要であることを改めて伝え、会場を後にした。

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