入学前に買わなくて正解だった!結局卒業まで使わなかったもの

家を整えるためのヒントを発信する整理収納アドバイザーのせのお愛さんによると、子どもが小学校に入学する際、「買う?買わない?」と散々悩んで、結局買わなかったものがあるそう。
今回は卒業まで使うことがなかった2つのものと、その理由を教えてもらいました。

⒈リビング学習にしたら「学習机」は使わなかった

卒業まで使わなかったものの1つ目は「学習机」です。まだ子ども用の個室をつくっていなかったので、高学年になるまでは「リビング学習」を取り入れることに。必要になってから買えばいいかな、と考えていました。

勉強はいつもダイニングテーブルで。テーブルの横に、筆記用具などをまとめたワゴンを置いて、勉強しやすいよう工夫していましたよ。

1年生のうちは、宿題や明日の準備に手助けが必要。目のとどくリビング学習にしておいてよかったと思います。高学年になったら学習机が必要になるかな、と思っていましたが、「1人は寂しいから」と、結局卒業するまでリビングで勉強していましたよ。入学前に買わなくて大正解でした。

⒉専用の「ランドセルラック」は使わなかった

2つ目は、ランドセル専用の「ランドセルラック」です。わが家では、リビングの一角に3段チェストを2つ並べて、ランドセル置き場にしています。

使いやすいランドセル収納のポイントは、「玄関から近い・ゆとりのある大きさ・ポンっと置きやすい高さ」の3つ。この条件を満たしていれば、わざわざ専用ラックを買わなくても大丈夫!

とくに、1年生はまだ力が弱く体も小さいので、ランドセルラックを使うよりも、低い位置にポンっと置くだけの、簡単な収納方法がおすすめ。わが家もこの方法にしてから、ランドセルがいつまでも床に置きっぱなし、ということがなくなりましたよ。

小学校生活が始まってから考えよう

小学校入学前は、つい張り切っていろいろなものをそろえたくなりますよね。でも、学校から指定のあるもの以外は、実際に小学校生活が始まって、子どもの様子を見てから購入しても、遅くはありません、むしろそのほうが、「せっかく買ったのに使わなかった!」という、残念な事態を防げますよ。

とくに、「学習机」や「ランドセルラック」などの大きな家具は慎重に。使わなかったときの痛手が大きいですし、手放すのも大変です。買おうかどうか迷っているかたは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

■執筆/せのお愛…自分も家族も機嫌よく過ごせる、家を整えるためのヒントを発信する整理収納アドバイザー。クリンネスト1級の資格も保有している。
編集/サンキュ!編集部

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