ポチェッティーノ監督がブーイングを浴びせたサポーターに協力を求める「私たちには支えと信頼が必要」

写真:レスター戦で自チームのサポーターからブーイングを浴びたスターリング

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、レスター戦でブーイングをしたサポーターに対し、協力を求めた。

現地時間3月17日、FAカップ準々決勝チェルシー vs レスターの試合が行われた。試合はチェルシーが4-2で勝利、準決勝へ勝ち進んだ。

この試合でスターリングは、前半にPKの失敗や相手GKとの1対1を外し、後半には、好位置からのFKを大きく枠外に放ってしまう。86分にノ二・マドゥエケと交代する際に自チームのサポーターからブーイングを浴びた。試合後、ポチェッティーノ監督は『BBC』のインタビューに応じ、サポーターが選手を信頼する必要性を説いた。

「次の試合では、我々はチェルシーを代表しているので、サポーターが無条件にチームを応援してくれることを願う。我々はサポーターを幸せにする過程にあり、努力を続けるつもりだ。今からシーズンが終了するその時まで、サポーターといいつながりを築けることを期待している」

いくつか決定的な得点機会を逃したものの、チームの2点目となるコール・パーマーの得点をアシストしたスターリングについて続けて言及した。

「我々は彼(スターリング)を支える必要がある。彼は素晴らしい選手で、プレミアリーグで10年以上の経験を持っている。彼は得点すべきで場面でいくつかのプレーで不運だったが、我々はチームであり、全員で戦う必要がある」

「サポーターには感情を表現する権利がある。彼らはチームと選手にとって最善のことを望んでいるが、私たちには支えと信頼が必要だ」

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