「組長」石田さんら快演 キレある演奏で聴衆魅了 北國新聞赤羽ホール

クラシックやロックを快演した「石田組」=北國新聞赤羽ホール

 弦楽アンサンブル「石田組」のアルバム発売記念ツアー(北國新聞社共催)は17日、北國新聞赤羽ホールで開かれ、神奈川フィル、京響のコンサートマスターとして活躍する「組長」こと石田泰尚さん率いるメンバーが、キレのある演奏で満場の観衆を魅了した。

 前半はチャイコフスキーの六重奏曲「フィレンツェの思い出」などクラシック、後半は弦楽編曲の「ゴッドファーザー」のメドレーやストーンズの「悲しみのアンジー」などを快演。石田組長の緊張感ある演奏に「組員」が確かな技術で応え、聴衆を引き付けた。終演後、メンバー全員がロビーで観衆を見送り、能登半島地震への義援金を募った。

© 株式会社北國新聞社