上場企業分析  アップルインターナショナル  売上高が9年ぶりに300億円超  東南アジア向けの中古車輸出けん引 国内ではリユース品売買に参入 自動車以外の収益源を育成

アップルインターナショナルの本社

 中古車の輸出事業と国内での中古車の買い取り・販売事業を展開するアップルインターナショナル(本社四日市市)。2023年12月期の売上高は前期比5.8%増の309億1100万円で、14年12月期(約407億円)以来、9年ぶりに300億円を超えた。純利益は24.3%減の10億700万円。減益だったが9年連続の黒字を計上した。けん引役は、売り上げ構成比の7割を占める中古車輸出事業。円安を背景にタイやマレーシアといった東南アジア向けが堅調に推移している。 (四日市・桝田宏行)

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