1年3カ月以内の終結は3割強に 中労委・審査事件

中央労働委員会は、令和5年末時点の不当労働行為審査期間の目標達成状況を取りまとめた。5年に係属し、終結した不当労働行為審査事件41件のうち、目標である1年3カ月以内に終結したのは13件で、達成率は31.7%だった。

審査期間の目標は、労働組合法に基づき設定しているもの。令和5~7年の3年間の目標として、「1年3カ月以内のできるだけ短い期間内」を掲げている。

同5年における終結事件全体の平均処理日数は625日。1年3カ月以内に終結した13件の処理内容は、「取下げ・和解」が11件で8割強を占め、「命令・決定」が2件。

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