米国株式市場=上昇、アルファベットなど大型グロース株高い

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。アルファベットやテスラなど大型グロース株がハイテク株比率の高いナスダック総合の反発を支えた。一方、市場では今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちとなった。

グーグルの親会社のアルファベットが買われた。アップルがグーグルの生成人工知能(AI)「Gemini」をiPhoneに搭載する方向で交渉を行っているとブルームバーグが報じたことが材料視された。

これを受け、通信サービスセクターは3%近く上昇した。

テスラは6.3%高。同社は欧州の一部の国で22日からスポーツ用多目的車(SUV)「モデルY」の価格を約2000ユーロ(2177ドル)ないし現地通貨で相当額引き上げると発表した。

エヌビディアは0.7%高。この日の高値からは押し戻された。この日年次の開発者会議が始まり、ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)の講演に注目が集まった。

248ベンチャーズのチーフストラテジスト、リンゼイ・ベル氏は、テクノロジーセクターにおけるAIに対する期待と米連邦準備理事会(FRB)の政策を巡る警戒感が交差していると指摘した。

ボーイングは1.5%安。1月5日にアラスカ航空が運航する同社航空機で起きた事故を巡りシアトルの連邦大陪審が召喚状を出したとの報道が嫌気された。

スーパー・マイクロ・コンピューターは6.4%安。この日からS&P総合500種指数に組み込まれ、一時上昇していた。年初からは約252%高となっている。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.17対1の比率で上回った。ナスダックでは1.26対1で値下がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は111億6000万株。直近20営業日の平均は124億1000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 38790 +75. +0. 38826 3889 38760

.43 66 20 .93 8.41 .79

前営業日終値 38714

.77

ナスダック総合 16103 +130 +0. 16154 1624 16094

.45 .27 82 .92 7.59 .17

前営業日終値 15973

.17

S&P総合500種 5149. +32. +0. 5154. 5175 5145.

42 33 63 77 .60 47

前営業日終値 5117.

09

ダウ輸送株20種 15417 -81. -0.

.58 05 52

ダウ公共株15種 853.3 +3.0 +0.

5 6 36

フィラデルフィア半導体 4757. -0.1 0.0

60 0 0

VIX指数 14.33 -0.0 -0.

8 56

S&P一般消費財 1443. +8.8 +0.

98 8 62

S&P素材 571.2 +0.9 +0.

1 5 17

S&P工業 1032. +1.7 +0.

26 2 17

S&P主要消費財 806.2 +6.5 +0.

6 4 82

S&P金融 680.3 +3.3 +0.

1 6 50

S&P不動産 243.7 -0.0 -0.

8 4 02

S&Pエネルギー 696.4 +2.9 +0.

3 5 43

S&Pヘルスケア 1689. -0.3 -0.

96 8 02

S&P通信サービス 281.4 +8.0 +2.

5 8 95

S&P情報技術 3779. +19. +0.

31 02 51

S&P公益事業 321.1 +1.4 +0.

8 8 46

NYSE出来高 11.59

億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 3948 - 大阪比

0 40

シカゴ日経先物6月限 円建て 3941 - 大阪比

5 105

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