サウナがどんなに体に良くても、控えた方が良いのはどんな人?【とことん楽しむサウナの世界】

ルールとマナー④泥酔・皮膚や心臓疾患のある人は控えよう【とことん楽しむサウナの世界】

自分の体を守り、他人への配慮を忘れずに

サウナがどんなに体に良くても、控えた方がいい人がいます。

①お酒を飲んで泥酔状態の人。お酒の匂いや振る舞いで他の人を不快にさせてしまう可能性があります。またそれ以上に、お酒を飲んで脱水状態になっているところでサウナに入ると、さらに脱水を促進してしまうので体にとって非常に危険です。

②皮膚疾患や心臓疾患のある人、血圧が極端に高かったり低かったりする人、あるいは体調が優れない人。

③タトゥーのある人。施設によってお断りしているところもありますので、注意が必要です。

④お子さん連れ。問題はありませんが、はしゃいで扉を開け放しにしたり騒いだりするようであれば他の人に迷惑がかかるので、貸切で利用することをお勧めします。

【出典】『とことん楽しむサウナの世界』
著者:松永 武 日本文芸社刊

著者プロフィール
お風呂のソムリエ。バスリエ株式会社。お風呂が好きすぎて脱サラ!5万点以上を試したバスグッズマニア。2016年には日本のお風呂文化をユネスコの無形文化遺産へ登録することを目指す。一般社団法人HOT JAPANを設立。温泉や銭湯、自宅のお風呂など、様々なお風呂の楽しみ方を日々探索中。構想10年!極上のサウナ体験ができるサウナ倶楽部・サーマルクライムスタジオを運営。「マツコの知らない世界」(TBS)・「ヒルナンデス」(日本テレビ)などTV出演多数!

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近年人気のサウナ、その本当の利用法と効果をわかりやすく解説する実用書です。特に初心者や女性にも安心して利用出来るよう、世界各地のサウナを研究し日本に初めてのサウナ倶楽部・サーマルクライムスタジオをオープンしたお風呂のソムリエ松永武がサウナの正しい知識と、入浴法を「10のメソッド」と「10カ条」でわかりやすく紹介します。またサウナの「7つの効果」を解説。本来サウナとは、身体を温めることで代謝を高め、免疫力や神経を整える“療養”のための手段です。健康を高めるために最も効果的な入浴法やサウナの種類を紹介しつつ、知っておきたいマナーや心がけ、自宅でも簡単に実践出来る「おうちサウナ」をイラストと写真で徹底解説。「何℃のサウナに何分入る」などの解説をよく目にしますが、体調やコンディションは人それぞれであくまで目安に過ぎません。本書ではそういった時間を提示するのではなく、目的と効果をしっかり紹介して、皆さんが無理なく楽しめる「ディープなサウナの世界」を紹介します。

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