インフルエンザの感染者数が増加傾向 再び『注意報レベル』に 「流行長期化の恐れも」 静岡県

静岡県はインフルエンザの感染者数が増えたため、再び注意報レベルに引き上げました。

県によりますと、4日から10日までの定点医療機関あたりのインフルエンザの感染者数は11.96人で、前の週の1.41倍となりました(先週:8.47人)。県は、1週間あたりの感染者数が10人を超えたため、再び注意報レベルとしました。

県内では11月に、1週間あたりの感染者数が30人を超え警報レベルとなりましたが、2月、終息。同じシーズンの中で、警報レベルが終息した後、再び注意報レベルとなるのは、記録が残る2002年以降初めてだということです。

また、インフルエンザが原因とみられる学級閉鎖の数は、シーズンの合計で過去最高となっています。

県は、インフルエンザの流行が長期化する可能性もあるとして、手洗い、うがいやマスクの着用を呼び掛けています。

© 静岡朝日テレビ