北海道札幌圏の路線バス 4月から再び大幅減便…すでに減便された本数と合わせると730便以上に 運転手不足と“2024年問題”の流れ止まらず

北海道札幌圏の路線バス 4月から再び大幅減便

北海道の「じょうてつバス」は、4月1日からのダイヤ改正に伴い札幌市内で運行するバス86便を減便します。慢性的な運転手不足と、4月から運転手の時間外労働が制限されるいわゆる「2024年問題」によるものです。

札幌圏の路線バス 4月からの減便

札幌圏の路線バス 4月からの減便

札幌圏の路線バスで4月から減便されるのは「じょうてつバス」だけではありません。・じょうてつバス…86便・北海道中央バス…約230便・ジェイ・アール北海道バス…未定(減便の予定あり)

これまでの減便数

これまでの減便数

実は2023年度、すでに各社は札幌圏で減便を行っています。その数字がこちら。・じょうてつバス…97便・北海道中央バス…約300便・ジェイ・アール北海道バス…21便

減便数の合計

減便数の合計

これらをすべて合わせると、札幌圏の路線バス全体で730便以上が減便されるということになります。影響はかなり大きいと言わざるを得ません。

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