日本で「9時間」と紹介され反論噴出した中国人の平均睡眠時間、実際は…

中国メディアの毎日経済新聞は17日、中国人の平均睡眠時間が6.75時間(6時間45分)だったと報じた。

中国メディアの毎日経済新聞は17日、中国人の平均睡眠時間が6.75時間(6時間45分)だったと報じた。

中国睡眠研究会がこのほどまとめた「2023年中国住民睡眠白書」によると、平均入眠時刻は「午前0時以降」で、平均睡眠時間は6.75時間、平均覚醒回数(夜間に目が覚める回数)は1.4回と報告された。

また、回答者の75%が、寝つきが悪い、目が覚めやすい、不眠、日中の眠気などの睡眠障害を抱えているか、過去に経験があるとした。特に「00后」(2000年以降生まれ)の若い世代に夜更かしや徹夜が多かったという。

中国のネットユーザーからは「私もそのくらいの睡眠時間」「私は6時間も寝られない」「高校生だけど毎日5時間」「私はだいたい8時間くらい」「通勤が大変。9時出勤でも6~7時に起きないといけない」「私は不眠症で3~4時間しか寝られない」といった声が上がった。

また、「仕事の関係で遅くまで起きていないといけない。入社して3年、睡眠障害がひどい」「若者はスマホのいじりすぎじゃないか?」「若い人は“寝ない”が年寄りは“寝られない”」「勤務時間の平均と給料の平均も知りたい」「だから私たち現代人は長くは生きられない。人生は楽しめるうちに楽しんでおいた方が良い」との声も寄せられている。

中国人の睡眠時間をめぐっては、昨年に日本のテレビ番組が経済協力開発機構(OECD)の2021年調査を基に「9時間2分(世界で2番目に多い)」と紹介したことが中国のSNS上で話題になり、「うそすぎる」「9時間なんて無理」などの声が殺到していた。(翻訳・編集/北田)

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