落雷や突風、強い雨に注意を 西・東日本、大気不安定に

気象庁の庁舎

 上空の強い寒気や低気圧の影響で、西日本や東日本では20日にかけて、大気の状態が非常に不安定になる。気象庁は19日、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に注意を呼びかけた。

 気象庁によると、西日本から東日本の上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込み、低気圧が日本海を発達しながら東へ進む。低気圧に向かって流れ込む湿った空気や寒気の影響で、大気が非常に不安定になる。

 気象庁は、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう求めた。西日本の日本海側や東日本では、寒気の強まりや低気圧の発達の程度によっては、大雪やなだれに注意が必要としている。

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