福島県が19日、総合窓口アプリ公開 市町村と連携し、行政手続きオンライン申請に

ふくしまポータルの画面イメージ

 福島県は19日、行政手続きのオンライン申請などができる総合窓口アプリ「ふくしまポータル」を公開する。市町村と連携した取り組みで、共通のIDとパスワードでさまざまなサービスを利用できる。2月定例県議会の総括審査会で、五月女有良企画調整部長が先崎温容議員の質問に答えた。

 県と市町村で分散管理しているデータをつなぐシステム「データ連携基盤」を生かし、19日は第1弾として県と田村市の行政手続きの申請サービスを始める。市の水道使用開始届、県の自動車税種別割に関する納税義務者の住所・氏名変更など計50の手続きが可能。県は福島、白河、南相馬の3市ともサービスの準備を進めており、新年度には20市町村程度に増やす計画。

 27日には、ふくしまポータルを通じて県防災アプリにもアクセスできるようにする。ウェブで「ふくしまポータル」と検索しアプリをダウンロードするなどして利用する。

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