アーセナルDFガブリエウ、負傷でブラジル代表招集外に…マンC戦に向けた“予防措置”?

ブラジルサッカー連盟(CBF)は18日、アーセナル所属のDFガブリエウ・マガリャンイスが同国代表から離脱することを発表した。

今月のインターナショナルウィークでイングランド代表、スペイン代表との2連戦に臨むブラジル代表。今回の欧州遠征が初陣となるドリヴァウ・ジュニオール監督は現地時間3月1日にメンバー26名を発表し、レアル・マドリード所属のFWヴィニシウス・ジュニオールやウェストハム所属のMFルーカス・パケタらと共にガブリエウも名を連ねていた。

既にGKアリソン(リヴァプール)やGKエデルソン(マンチェスター・シティ)、DFマルキーニョス(パリ・サンジェルマン)、MFカゼミーロ(マンチェスター・ユナイテッド)らの不参加が決定しているブラジル代表だが、ガブリエウも負傷を理由に招集外となることに。ドリヴァウ・ジュニオール監督は「またも負傷者が出てしまった。残念ながらガブリエウ・マガリャンイスは招集されない」とコメント。代替選手として、ユヴェントスに所属するDFグレイソン・ブレーメルを追加招集することも併せて発表した。

ガブリエウの負傷についてはアーセナルからの公式発表もなく、状態の詳細は明らかになっていない。18日のイギリス紙『イブニング・スタンダード』は、同選手の負傷は深刻なものではなく、代表離脱は“予防措置”としての側面が強いものであると指摘。現地時間31日に控えるプレミアリーグ第30節マンチェスター・シティ戦に向けて、クラブでコンディション調整に専念するものと見られている。

なお、同じくアーセナル所属のFWガブリエウ・マルティネッリも、当初のブラジル代表メンバーに招集されていたものの、既に離脱が決定。負傷交代した現地時間4日のシェフィールド・ユナイテッド戦以降は欠場が続いており、マンチェスター・シティ戦の出場可否も不透明と報じられている。

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