学法石川のナインが堂々行進 19日に健大高崎と初戦 センバツ開幕

開会式で堂々と入場行進する学法石川ナイン

 第96回選抜高校野球大会(センバツ)は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。初日は開会式が行われ、1991(平成3)年以来33年ぶり4度目の出場となる学法石川(福島県石川町)ナインが堂々と入場行進した。大会第2日の19日に行われる第3試合(午後2時開始予定)で健大高崎(群馬県高崎市)と1回戦を戦う。

 開会式では昨年優勝の山梨学院(山梨)を先頭に、出場32校の選手たちが南から北の順で入場した。28番目に登場した学法石川は、伊藤壱太朗記録員が学校名の入ったプラカードを掲げ、大河原千晟内野手のかけ声に合わせて笑顔で行進した。小宅善叶主将は「多くの観客の中で野球ができるのは、これ以上ない幸せ。これまでの練習を信じて明日は最高の試合にしたい」と語った。

 大会は13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む)の日程で開かれる。順調に進めば決勝は30日に行われる。センバツは1924(大正13)年に全国選抜中等学校野球大会として始まり、今年で創設100年を迎えた。

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