筑波大卒業予定の横地聖真、練習生として広島ドラゴンフライズへ…GM「成長と完全復帰のチャンスを」

広島ドラゴンフライズは3月19日、筑波大学4年の横地聖真が2023-24シーズンの練習生として加入することを発表した。

横地は192センチ98キロのスモールフォワード。愛知県出身で、福岡大学附属大濠高校から筑波大に進学した。2021-22シーズンに特別指定選手として茨城ロボッツへ加入したものの、練習参加の際に全治8カ月の負傷。4年次に復帰し、「第75回全日本大学バスケットボール選手権大会」にも出場した。

同選手と岡崎修司ゼネラルマネージャーはクラブを通じて、次のようにコメントした。

「このような機会を与えてくださった関係者の皆様に感謝いたします。感謝の気持ちを忘れず、日々の時間を大切にして精進していきます。よろしくお願いします!」(横地)

「この度、横地聖真選手が練習生としてクラブに合流することになりました。現時点では、今季中の活動を予定しております。192cmのサイズと万能性から横地選手は育成年代から有望な選手として、現在在学中の筑波大学までのキャリアを過ごしておりましたが、大学在学中に膝の前十字靭帯損傷という大きな怪我を負いました。4年生時に復帰をしましたが、現時点でBリーグクラブとの契約には至っておらず、今春筑波大学の卒業を予定しております。現時点では、今季中の契約については考えておらず、来季以降についても未定となっております。選手として今後のキャリアの分岐点にある横地選手には、クラブとしてドラフラベースやトレーニング施設などの環境を活用しながら、成長と完全復帰のチャンスを与えたいと考えております。この活動期間が、横地選手とクラブの双方にとって良い時間となるように尽力をしてまいります」(岡崎GM)

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