モルドバ大統領、EU加盟巡る国民投票の重要性訴え 10月実施も

[キシナウ 18日 ロイター] - モルドバのサンドゥ大統領は18日、欧州連合(EU)加盟手続きについて、加盟国側がかつてないほど受け入れに門戸を開いており、国内にも政治的意思が十分にあると強調し、加盟を巡る国民投票を実施する重要性を訴えた。

同国は2022年にEU加盟を申請。今年3月にウクライナとともにEU加盟交渉の枠組みが示された。

サンドゥ氏は年内にEU加盟手続きを憲法に明文化することの是非を問う国民投票を行う方針を示している。将来的に政権交代があっても方針変更を阻止する狙いがある。

実施は10月になる可能性があるとした。大統領は今年終盤に行われる選挙で再選を目指す見通し。

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