スペイン・バルセロナで開催された世界最大級のモバイル関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス（MWC）2024」に出展する華為技術（ファーウェイ）の展示ブース。（2月26日撮影、バルセロナ＝新華社記者/高静）
【新華社北京3月19日】中国通信機器大手、華為技術（ファーウェイ）情報通信技術（ICT）インフラストラクチャー委員会の汪濤（おう・とう）主任はこのほど、2023年の経営がほぼ正常に戻り、世界売上高は7千億元（1元＝約21円）を超え、9％以上の伸びを達成したと明らかにした。うち中国の法人事業売上高は25％以上の大幅増となった。
同社は一貫して研究開発投資を強化し、技術イノベーションを通じて製品とソリューションの競争力を確立してきた。21年から23年にかけて、売上高研究開発費率は各年20％を超え、23年の研究開発投資額は世界上位5社に名を連ねた。
同氏は「このような実績を得るには、自社の努力だけでは不十分だ」と指摘。23年の法人事業の協力パートナー数は前年比15％超増の4万社以上になり、「幅広い協力パートナーの支援と信頼を受け、法人事業は持続可能な発展の強固な基礎を築いた」と述べた。
中国での協力パートナーは32％増の1万2千社以上となった。商業市場では、継続的な投資やパートナーの市場拡大の支援を通じ、法人事業の協力パートナーは30％以上増加し、取引顧客数は60％以上増え、売上高は2倍以上の伸びを達成した。
