選抜高校野球大会が開幕 作新学院の選手ら堂々たる入場行進

 第96回選抜高校野球大会が3月18日阪神甲子園球場で開幕し、栃木県から出場した作新学院が開会式で堂々の入場行進を披露しました。

 前回優勝校の山梨学院を先頭に出場32校の入場行進が行われ、作新学院は26番目に登場しました。春のセンバツへの出場は2年連続12回目、選抜旗を手にした小森一誠キャプテンに続き選手たちは甲子園の土を踏みしめました。

 また、開会式では能登半島地震の犠牲者を悼んで、会場全体で黙とうがささげられました。

 作新学院は大会5日目の3月22日、第1試合で鹿児島の神村学園との初戦を迎えます。

 高校野球では今大会から、反発力を抑えた新しい基準の金属バットが導入されます。

 打球の速度を抑えてピッチャーのけがを減らすことが主な目的で、従来よりバットの直径の上限が3ミリ小さくなり、ボールが当たる部分の金属の厚みがおよそ1ミリ厚くなっています。

 日本高野連が行った試験では、打球の初速が従来より3.6%遅くなったほか、飛距離も5から6メートルほど落ちる見込みだということです。

 このバットに選手たちがどこまで適応できるか、そして試合展開にどんな影響が出るのかにも注目です。

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