杉並区 臨時校長会水筒の管理徹底を呼びかけ

杉並区内の小学校で児童の水筒に異物が混入されていたことを受け、杉並区は3月18日、区立学校の校長らを集めた臨時校長会を開き、水筒や消毒液など物品の管理を徹底するよう、改めて呼びかけました。

杉並区立桃井第四小学校では3月14日、児童が自宅から持ってきた水筒の水を口に含んだところ異常な味を感じたということで、水筒に異物が混入されていたとみられ、警視庁が捜査しています。学校側は3月16日に保護者を対象とした臨時の説明会を開き、経緯や今後の対応を説明しました。

杉並区では2月19日にも別の小学校で、水筒のお茶が塩素系とみられる液体が入れられていて、杉並区民に不安が広がっています。

杉並区民:「ちょっと怖いですよね。やっぱり自分の子どもも水筒持って行ってるので。人がいないときにはまとめてどこかに、誰も入れないようなところに保管しておくとか、そういう対策がとっていただければ」「子どもたちが健康被害があるわけだから、しっかりやってほしいなって思いますね」

そして杉並区は3月18日、区立の小中学校などの校長ら約70人を集め、臨時校長会を開きました。

杉並区教育委員会 白石教育長:「同様なことを起こさない。この強い思いで今回この校長会を開催しております」

会議では、水筒の管理の徹底や、混入物として使用された可能性のある塩素系の消毒液や洗剤の厳重な管理を呼びかけました。

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