“正体不明の物体”は黄金色のナマコ 「金運が上がる」と話題 川棚町・三越漁港

体長20センチほどの黄金色のナマコ=東彼川棚町、三越漁港

 「黄色かとの海におる(黄色いものが海中にいる)」-。14日朝、東彼川棚町の三越漁港で、近くの住民が“正体不明の物体”を海底で発見。町内の漁師、宮田健次郎さん(71)が網で引き揚げたところ、体長20センチほどの黄金色のナマコだった。
 宮田さんはナマコ漁のベテラン。数年前、2度ほど白いナマコを捕まえ、メディアで取り上げられたが、「黄金色は初めて見た」と声を弾ませる。
 「金運が上がる」と周囲の人たちの話題になっているが、現在、ナマコの休漁期間中。体に傷があるため、様子を見て海に戻す。宮田さんは「何かいいことがあるといいな」。

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