2023年1年間の外国人宿泊者数が過去最高に 日光

 日光市の粉川昭一市長は3月18日の定例会見で、2023年1年間の外国人宿泊者数がおととしの約8倍となり、市町村合併後の過去最高を記録したと発表しました。

 日光市の発表によりますと、2023年の外国人宿泊者数は12万974人で前年の1万5345人から10万5629人増えました。割合にすると688.4%の増となります。コロナ禍前の2019年の11万9253人を上回りました。

 増加の主な要因としては、新型コロナウイルスの感染症法上の取り扱いが2023年5月に5類に移行し、入国制限解除を含む水際対策が終了したことや海外からの団体旅行の規制が緩和され、インバウンドの回復が見られたことがあげられます。

 一方で、2023年1年間の観光客の入込数は992万5039人で前の年に比べ13.8%増えているものの、コロナ前の2019年の1千181万3538人に届いておらず、日光市としては今後もさらに観光の活性化を図りたい考えです。

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