北陸地方は3月19日夕方から突風や強い雨に注意 新潟地方気象台

 新潟地方気象台発表は3月19日午前、強風と雷、突風に関する気象情報を発表した。福井県を含む北陸地方は19日夕方から20日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に、20日朝から昼過ぎにかけて強風に注意するよう呼び掛けている。

 同気象台によると、20日は前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を東へ進み、北陸地方を通過する。北陸地方の上空約5500メートルには、19日は氷点下30度以下、20日は氷点下36度以下の、この時期としては強い寒気が流れ込む見込み。

 このため、北陸地方の海上では20日朝から昼過ぎにかけて非常に強い風が吹く所がある。低気圧の発達の程度によっては、暴風となる可能性があるとしている。

 また、北陸地方は19日夕方から20日かけて上空の寒気や低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込み。

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風の予想

▽20日に予想される最大風速(最大瞬間風速)

新潟県 陸上 17メートル(30メートル) 新潟県 海上 18メートル(30メートル) 富山県 陸上 13メートル(25メートル) 富山県 海上 18メートル(30メートル) 石川県 陸上 15メートル(30メートル) 石川県 海上 20メートル(30メートル) 福井県 陸上 18メートル(30メートル) 福井県 海上 23メートル(35メートル)

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