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2024年3月15日に公開された動画ではゲストに自民党・太田房江参院議員をお招きし、自民党の今後について語っていただきました。
自民党総裁選の動向や解散時期について、太田氏が大胆に予想します！
【このトピックのポイント】
・内閣支持率が低迷中！野党の支持率も伸び悩む現状をどう見る？
・ポスト岸田で女性総理が誕生するなら誰？
・解散総選挙が一番可能性が高いのはいつ？
太田房江氏のプロフィールは以下の通りです。
東京大学経済学部を卒業後、1975年に通商産業省（現経済産業省）に入省。
官僚になった理由を「女性が活躍できそうに見えた」と話します。
1997年から2年間、岡山県副知事を務めました。
岡山県副知事になったのは、橋本龍太郎氏と「先祖代々のお墓は岡山県にある」という話をしたのがきっかけだったそうです。
横山ノック氏の後に全国初の女性知事として2000年に大阪府知事に当選。2008年までの2期8年務めました。
2013年の参院選に当選し、自民党の女性局長や厚生労働大臣政務官などを歴任。2022年に経済産業副大臣に就任しました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして太田房江氏に回答していただきました。
内閣支持率をどう見る？野党の支持率が伸び悩んでいる原因は？
内閣支持率が20％前後に低迷している現状について、太田氏は「悲観する数字ではない」と語ります。
太田氏が大阪府知事の時代には、内閣支持率が10％を切っていたことも。「国民にはなかなか伝わっていないが、岸田総理も頑張っているので、20％の現状をそこまで酷い数字だとは思っていない」と話します。
一方で、野党の支持率が上がっていない点については「意見をまとめ、組織をより強くしていくシステムがないのでは？」と指摘。
「自民党内にも多種多様な意見はあるが、人を育てて政策を作り実行していく仕組みがある。野党内はいつまでも自己主張がぶつかっていて、自分たちで提案する力が欠けているように見える」とコメントしました。
派閥解散の総裁選への影響は？ポスト岸田が女性なら誰？
派閥が解散したことは、総裁選にどのような影響があるのでしょうか？
太田氏は「派閥の解散で自由度は増すけど、体制は大きく変わらないのではないか」とコメント。
派閥がなくなっても、自分一人だけでできることは限られます。そうなると、同じ思いの人が集まって政策集団として再構築され、総裁を選んでいくのでは？と予想しました。
誰が立候補するのか注目されている自民党総裁選。
太田氏は「今回は女性が総理になる絶好のチャンスを迎えている。私は女性に就いてもらいたいので、それを助ける役目をやりたい」と力強く語ります。
「本当はピンチをチャンスに変えるためではなく、選ばれたのがたまたま女性でしたという状況が望ましいがそんなに甘くない。空気を変えるだけではなく、自民党の多様性を見せる意味でも女性が選ばれることを積極的に押していきたい」と言及しました。
ポスト岸田の話題でよく名前があがる上川陽子氏とは、同じ大学で学生時代には体育の授業が一緒だったことも。野心家という印象がなかったので、上川氏が2000年に静岡１区から立候補した時は驚いたと言います。「政治家として経験も豊富で、安定感も抜群。英語も上手な上川氏を尊敬している」と話していました。
MC鈴木邦和「今は自民党から離れている小池百合子氏の可能性は？」
太田氏「小池氏はありうると思う！政策面では私は負けないけど、小池氏の匂いを嗅ぎ分ける力は抜群で、政局観の鋭さは、敬服に値しますよ。」
解散の時期は総裁選の前？後？どっち？
公明党の石井幹事長からは解散総選挙の時期について「自民党総裁選後の今年の秋の可能性が高い」という発言がありました。
解散の時期は、総裁選の前と後ではどっちの方が可能性が高いのでしょうか？
太田氏は解散の時期について「総裁選の前」の可能性が高いとコメント。
今年の秋はアメリカ大統領選挙もあり、その頃に何が起こるかはわからないと話します。
自民党が選挙で勝つには、経済が良いことが必須条件と言われています。
現時点で解散の可能性が高いのは、４月か６月ですが、４月はまだ自民党内が不安定な状態です。今年は春闘の満額回答があり、６月は所得税・住民税の定額減税も実施されます。
「６月頃には経済の良さがじわじわと伝わってくるので解散の可能性が高まるのでは？また、７月には都知事選と都議会議員の補欠選挙があるので、同時選挙の可能性も考えられる」と予想しました。
動画本編はこちら！
自民党の未来は？初の女性総理は誰の可能性が高いの？
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