ことしからはスマホ対応に JAバンクグループが小学5年生向け補助教材を贈呈

食と農に関心を持ってもらおうという取り組みです。

JAバンクグループは小学高学年用の補助教材を作り山口県教育委員会に贈りました。

補助教材「農業とわたしたちのくらし」はJAバンクグループが2008年度から毎年、全国の小学5年生向けに配布しています。

教材は「給食の食材は何かな」など子どもたちに食と農について身近に感じてもらおうという内容となっています。

ことしからDVDの配布を取りやめ、スマートフォンなどから二次元コードを使って動画を見ることができるようになっています。

19日は「JA山口信連」の後根伸一郞専務らが山口県庁を訪れ、県教育委員会の中村審議監に目録などを手渡しました。

(後根伸一郞専務)「動画を見るといかに農業の皆さんの生産の現場が、どれだけ手間をかけて生産物を作っているかがしっかり分かるようになっている。今回の改訂というより、常にそういうことを心がけて作っています。」

JAバンクグループでは教材を通して、県内で生産された食材を県内で消費する「県消県産」を進めることにも期待を寄せています。

教材はJAの各拠点を通じて県内のすべての小学5年生およそ1万人に届けられることになっています。

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