全コインロッカーに導入希望! 何度でも開けられる「サービスドア」とは?

【最近気になる注目ワード・21】 コインロッカーの鍵を閉めた後に取り出したいものや預けたいものが出てきて、お金を払い直した経験がある人も多いだろう。この無駄を防いでくれる「サービスドア」がネットで話題になっている。一体どんなドアなのか、詳しくみていこう。

コインロッカー料金を払い直すストレスからの解放(画像はイメージ)

コインロッカーの扉を閉めるのはもう怖くない!

「サービスドア」なるものがついているタイプのコインロッカーに注目が集まっている。実際に使ったことがある人たちからは、「先日サービスドアに助けられました」「ありがたすぎる!」「コインロッカーの革命」と高評価だ。

駅やイベント施設などのコインロッカーは、一度施錠してしまうと解錠時には利用料が精算されてしまうのが一般的。もし施錠した後にスマホや財布などの取り忘れに気づいた場合、余計なお金がかかってしまうというリスクがある。そのため、施錠前に不安を覚えて何度も確認する人も多いだろう。

それを防いでくれるのが「サービスドア」の存在だ。コインロッカーの親扉に、一回り小さい小扉が設置されている。サービスドアは親扉と同じ鍵で清算せずに開閉することができるため、何度でも荷物の出し入れが可能。しかしサービスドアのサイズ以上のものは取り出せないので、その点には注意が必要かもしれない。

サービスドアを知った人からは「全部のロッカーをこれにしてほしい」「ロッカー閉めるとき毎回ドキドキしてたからこの仕組みになると嬉しい」といった声が上がっている。意外なところでは、ライブハウスの利用者からの熱烈なラブコールが多い。ライブハウスでは500円程度のドリンク代がかかることが多く、出し忘れたドリンク代をロッカーから手軽に取り出せるサービスドアは有用だ。

通常のロッカーよりも少し料金を高く設定している施設もあるが、「料金倍でもいいから導入してほしい」という声も上がっている。公式サイトによると「すでに設置済みのコインロッカーの一部をサービスドアに交換する事も可能」とのこと。この「かゆいところに手が届く」サービスドアで、全国のコインロッカーが進化する日が待ち遠しい。(フリーライター・井原亘)

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■Profile

井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている

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